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信貴山縁起絵巻特別公開「飛倉の巻」(国宝)(信貴山朝護孫子寺)

2026年10月31日(土)~2026年11月15日(日)
日本四大国宝絵巻のひとつ信貴山縁起絵巻。全3巻のうち、「飛倉の巻」が公開されます。
写真:信貴山朝護孫子寺

聖徳太子ゆかりの信貴山朝護孫子寺。国宝に指定されている信貴山縁起絵巻は、信貴山の中興開山命蓮上人にまつわる物語が描かれたもので、平安後期の作(作者は不明)です。

 

「飛倉(とびくら)の巻」(山崎長者の巻とも)、「延喜加持の巻」、「尼公の巻」の3巻からなり、人物、風景とも巧みに描かれ、豊かな躍動感が伝わってきます。

今回は3巻のうち、「飛倉の巻」が特別に公開されます。

 

飛倉の巻は、

東大寺で授戒した命蓮は信貴山に小さなお堂を建てて修行の日々を送っていました。あるとき、山のふもとの長者は、命蓮の托鉢を嫌い、命蓮が飛ばした鉢を倉に閉じ込めてしまいました。

鉢は倉から飛び出し、大きな倉を乗せて信貴山へ飛んで帰りました。慌てた長者は信貴山に馳せ参じ、命蓮に倉を返してほしいと頼みます。命蓮は、倉は返さないが、倉の中にあった米俵は返すと約束。米俵を乗せた鉢は長者の屋敷まで宙を飛んで運んだそうな

という筋書きです。

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