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◎奈良の絶景お花見スポット その6

豊臣秀吉が花見を楽しんだ吉野山、桜がお濠に映える郡山城跡、樹齢300年とされる又兵衛桜、花びら舞い注ぐ寺社、川沿いの桜並木など、奈良には古くから愛されてきた桜景色がたくさんあります。レジャーシートを広げてお弁当を食べたり、撮影したり、風に舞う花びらに見とれながら散策したり、楽しみ方はいろいろ。奈良の春を彩る桜のシーンを集めた、お花見スポットまとめ第6弾です。

■甘樫丘(明日香村)

 

 

(2025年4月4日撮影)

 

『日本書紀』に記述がある甘樫丘(標高148m)。7世紀前期には蘇我蝦夷(そがのえみし)・入鹿(いるか)親子が邸宅を構えていた場所だともされています。

 

国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区として整備され、見どころは複数ありますが、桜を楽しむなら、やや北側に位置する「甘樫丘展望台」です。

 

桜の木の本数は多くありませんが、どれも幹回りが太く、枝ぶりも旺盛。特に、北~西の展望がすばらしく、桜の枝が形づくるフレームに、藤原京跡、大和三山、生駒山、二上山、葛城山、金剛山系の山並みがそれぞれ収まります。

この風景をいつまでも。そう思わせてくれる絶景です。

 

〒634-0107 奈良県高市郡明日香村豊浦788

 

甘樫丘の詳細記事はこちら

 

■葛城川の桜並木(御所市)

 

 

(2024年4月11日撮影)

 

JR御所駅から東へ徒歩約10分、御所市役所・図書館隣接の葛城公園と葛城川河川敷は、水辺で桜の花見を楽しめる絶好のスポットです。

 

ソメイヨシノだけでなく、河川敷にはシダレザクラ類が可憐な花をつり下げ、どことなく柔らかな印象の風景です。河川敷は川の流れまで下りていけるので、暖かく晴れた春の日は、川からの光の乱反射も桜を引き立ててくれます。

 

柿本人麻呂万葉歌碑がある川向こうからは、葛城公園の桜群の向こうにそびえる雄大な金剛山を望めます。

 

桜の木の下にシートを敷き、家族でのんびり過ごしたい花見スポットです。

(葛城公園に公衆トイレがあります)

 

〒639-2231 奈良県御所市柿ケ坪町666-3

 

■井寺上池・下池(桜井市)

 

 

(2025年4月4日撮影)

 

大神神社のご神体・三輪山を望む、井寺上池・下池。天照大御神をご祭神とする檜原神社(大神神社摂社)に近く、山の辺の道を散策しながら立ち寄れます。檜原神社へと続く未舗装の道(池の南側)は桜の並木道になっています。

 

見てほしいポイントは

(1)井寺上池越しの桜と三輪山の競演

(2)周辺で栽培されている桃の花との競演

(3)井寺下池の畔から南西に望める大和三山の畝傍山・耳成山と桜の競演

です。

 

参拝とあわせて楽しめる、山の辺の桜風景です。

 

〒633-0001 奈良県桜井市三輪1285

 

■新沢千塚古墳群公園(橿原市)

 

 

(2024年4月11日撮影)

 

4世紀後半~6世紀後半に築造された円墳が約600基も集中した丘陵地、それが新沢千塚古墳群です。国指定史跡。遊歩道などがある古墳公園として整備され、古墳を見学したり、古代のロマンに思いを馳せたり、楽しめます。

 

春になると、主に北エリアで桜が咲き始め、古墳群を包み込みます。

ビューポイントがいくつかありますが、列をなす桜の向こうに、二上山や大和葛城山、金剛山などを眺望できる、小高い「173号墳」「221号墳」付近がおすすめです。

 

桜だけでなく、アジサイの季節も人気。公園内には、ふれあいの里(野菜や果物など地産品の直売所)や歴史に憩う橿原市博物館などがあります。

 

〒634-0826 奈良県橿原市川西町

 

新沢千塚古墳群公園の詳細記事はこちら

 

■信貴山朝護孫子寺(平群町)

 

 

(写真:信貴山朝護孫子寺

 

今から約1400年前の寅年・寅日・寅刻に、この地の山中で、聖徳太子が毘沙門天王を感得し、その導きに従って、対立していた物部守屋を倒しました。聖徳太子は毘沙門天王に必勝法を授かったこの山を「信ずべき貴ぶべき山」として、信貴山と命名。朝護孫子寺と寅は切っても切れない縁で結ばれています。

境内は広大で、信貴山頂まで含めると、2時間以上は必要かもしれません。

 

そんな境内の所々に桜が立ち、春の一時、境内を桜色で染め上げます。その様子を見渡せるスポットを探してみてください。もちろん、朝護孫子寺のシンボルと言える大寅の周りにも桜が咲き、本堂を見上げる絶好の撮影スポットになっています。

 

〒636-0923 奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1

 

信貴山朝護孫子寺の詳細記事はこちら

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