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奈良大学博物館 2026年度企画展「天皇陵の近世近代」(奈良大学)

2026年10月26日(月)~2026年12月14日(月)
「神武天皇陵」と「神功皇后陵」に関する史料などから「陵墓」の近世・近代史を読み解きます。【入館無料】

奈良大学の住所には、天皇などの墳墓を指す言葉である「山陵」(みささぎ)が含まれます。住所が示すとおり、奈良大学の近くには、佐紀盾列古墳群があり、そこには「神功皇后陵」(五社神(ごさし)古墳)や「成務天皇陵」(佐紀石塚山古墳)などの「陵墓」とされる古墳があります。

 

現代の歴史学では、神功皇后や成務天皇は実在が疑問視されていますが、その「陵墓」がどのように定められ、近世・近代にどのような歴史をたどったのでしょうか。

 

初代天皇とされる「神武天皇陵」(橿原市)と奈良大学の近くにある「神功皇后陵」を中心に、展示史料を通じて読み解き、近世・近代の学問や政治、観光などにおける、墳墓 をめぐる多様な言説を取り上げます。

 

今回は、近世の「陵墓」について考証に基づいて刊行された書物47点を展示します。

近世の「陵墓」について考証した書物の『山陵志』(さんりょうし)(享和元年(1801)刊)と『前王 廟陵記』(ぜんのう びょうりょうき)上下(元禄11年(1698)刊)、「神武天皇陵」の所在地は江戸時代に3つの論説があったことを示す『改正銅鐫陵墓一隅抄』(かいせいどうせんりょうぼいちぐうしょう)(近代・年未詳)、「神功皇后陵」治 定までの混乱の様相がわかる史料などです。

 

また、奈良県内の「陵墓」を考証し、地図にまとめた『打墨縄 大和国之部』(嘉永元年 (1848)刊)は板木(嘉永元年(1848))と併せて展示されます。

 

江戸時代の知識人が著した「陵墓」に関する史料が一堂に集まる、貴重な機会となります。

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