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丸山古墳(橿原市)

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■全長約330m!前方部幅約210m!後円部径約150m!の巨大古墳

 

橿原市の国道169号を南下し、まもなく明日香村に入るという頃、左手に小高い丘陵が見えます。丸山古墳です。

 

自然の地形=丘陵を利用して築かれた前方後円墳で、墳丘の全長約330mは、奈良県最大で、日本第6位。後円部径は約150mもあり、前方部幅は約210m。古墳時代の最終盤、飛鳥時代への過渡期である6世紀後半頃にこのような超巨大前方後円墳が築造されたことにどんな意味があったのでしょうか? 巨大な古墳を前にそんな謎が楽しめます。

 

全長約28.4mという日本最大の石室を持ち、その玄室内には2基の家形石棺が安置されています。被葬者は明確ではありませんが、欽明天皇か、蘇我稲目かなどと論争が決着していません。後円部の上段は宮内庁管理の陵墓参考地で柵内への立ち入りが制限されています。

 

前述のように丘陵地を利用した巨大な墳墓であるため、古くは全貌を把握できず、後円部のみを指して「円墳」と考えられていました。後年、前方後円墳であることがわかりましたが、「丸山」の名は残されました。

 

陵墓参考地の柵の外、前方部や後円部の下段は歩くことがでます。前方部と後円部の接続部あたりから北を望むと、前方部の広い台地と、その向こうに畝傍山が形のいい山容を見せています。墳丘を上って歩いて、日本屈指の巨大古墳を実感してみてください。

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