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奈良大学博物館 2025年度第2回企画展「新・収蔵品展」

2025年9月20日(土)~2025年11月15日(土)
【入館無料】奈良大学博物館に新たにご寄贈いただいた資料がお披露目されます。初公開の「源氏物語図押絵貼屏風」のほか、摩崖仏など拓本も必見です!

今回企画展示されるのは、近年ご寄贈いただいた新たな収蔵資料で、源氏物語図屏風、石碑などの拓本の一部、奈良県内の人形浄瑠璃資料といった計26点です。寄贈者の方々への感謝も込めてお披露目されます。

 

狩野派の表現を学んだ絵師の作品とみられる「源氏物語図押絵貼屏風」(紙本著色一双)は今回が初公開。場面配列が『源氏物語』の巻次によっておらず、また、左隻と右隻が定めがたいという独特の性格をもった作品です。

 

拓本13点は、奈良県周辺を中心とした石碑・石仏などの軸装拓本で、こちらも初公開となります。なかでも、大岩石に彫られた伝虚空菩薩像(笠置寺)の頭部の拓本は、現地では見上げるしかない頭部を正面から拝することができ、摩崖仏の原寸大の迫力に見入ってしまいます。

 

人形浄瑠璃資料については、宇陀市岩端地区で明治から昭和初期にかけて「岩端文楽」と呼ばれた人形浄瑠璃の人形かしら(頭部)、床文(台本)など、12点が展示されます。

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