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天理大学創立百周年記念・天理図書館開館95周年記念展 「漱石・子規・鷗外 -文豪たちの自筆展-」(天理大附属天理参考館)

2025年10月15日(水)~2025年11月17日(月)
夏目漱石「吾輩は猫である」「坊っちゃん」の自筆原稿を初展示! 同時代を生きた夏目漱石、正岡子規、森鷗外の自筆原稿などが展示されます。

近代国家へと突き進む明治の時代。新たな日本を夢見た若者たちが、それぞれの立場で文化を花咲かせました。夏目漱石・正岡子規・森鷗外の三人も、近代文学の先駆者として、多大な影響を及ぼしています。

 

彼らの没後百年あまりを経て、本年の展覧会では、天理図書館が所蔵する多数の近代文学資料より、漱石・子規・鷗外の自筆原稿類を中心に展示することとしました。

作家自らの手書きによる原稿は、その作家や作品研究のうえにおいて第一級の資料です。様々な推敲跡や編集による書き入れなど、紙面からは今も彼らの息遣いが聞こえるようです。

 

今回展示されるのは、上記の「吾輩は猫である」(第十章)、「坊っちゃん」「三四郎」「子規宛書簡」などの夏目漱石自筆資料のほか、正岡子規自筆の「水戸紀行」「月の都」「しやくられの記」「俳句年表」「碧梧桐・虚子宛書簡」など、森鷗外自筆の「ファウスト訳稿」「魔睡」「西洋定芝居の始」など。

 

同時代を生きた三人が、時に関わりを持ちながら、どのような人生を送ったのか。展示される様々な文学作品を通じて、その一端に触れてみてください。

 

 

【記念講演】
太田 登・天理大学名誉教授
「漱石・子規・鷗外と近代の出版文化」
■2025年11月3日(月・祝) 13:00開場 13:30開演
(11:00より天理参考館受付にて整理券配布)
■会場:天理参考館研修室
■定員100名 要入館券

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