• 行事・イベント

追悼 上村淳之展 学生時代から晩年までⅠ -鳥・鳥・鳥-(松伯美術館)

2025年5月3日(土祝)~2025年7月13日(日)※会期中一部展示替えがあります。
華麗、優雅、端麗な花鳥画が集結。日本画家・上村淳之の、これまであまり展示する機会のなかった若かりし頃の作品から、晩年までの作品を展示します。

松伯美術館は、日本画家の上村松園・松篁・淳之、三代にわたる作品を中心に展示する美術館です。

 

1994年の開館以来、館長をつとめてきた上村淳之(1933~2024)が、令和6年11月に逝去しました。

 

もの心つく頃から父松篁が飼っていた小鳥や鶏の世話をするのが大好きだった淳之は、京都市立美術大学在学中から、祖母松園の没後空き家となっていた唳禽荘に移り住み、鳥の飼育を始めました。

 

三回生までの課題制作をおえると、東洋画と西洋画の違いを考えつつ、花鳥画を志します。

 

以来、東洋独自の絵画空間を追求し続けた淳之は、松園、松篁と同じく文化勲章を受章しました。

 

これまであまり展示する機会のなかった若かりし頃の作品から、晩年までの上村淳之の作品を、当館初展示のものを含めて二期に分けてご覧いただきます。

 

■主な展示作品

上村淳之

「鳩舎」昭和39年(1964)

「白孔雀」昭和39年(1964)

「孔雀」昭和41年(1966)【当館初展示】

「山帰来」制作年不詳 田渕ホールディングス株式会社蔵 【当館初展示】

「白鷹」平成11年(1999)

「月の水辺」平成26年(2014)個人蔵

「丹頂」令和2年(2020)個人蔵

 

など、出品点数 約50点(展示作品は、都合により変更する場合があります。)

 

(松伯美術館公式サイトより ※一部改編しています)

Hashtags