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本堂天井雲龍図の「鳴き龍」公開(慈光院)

2026年1月1日(木祝)~2026年1月3日(土)
小泉藩2代目藩主で茶人の片桐石見守貞昌(石州)が建立した慈光院の本堂天井に描かれた墨絵の雲龍図の下で音を鳴らすと「鳴き龍」が…。書院や庭園も必見です。
写真提供:慈光院

慈光院は、小泉藩2代目藩主で茶人の片桐石見守貞昌(石州)が、父の菩提寺として寛文3年(1663年)に建立した、臨済宗大徳寺派の寺院です。

 

石州は「分相応の茶」を説き、徳川4代将軍家綱や水戸光圀らに茶の湯を指南しました。慈光院の境内は、全体がひとつの茶席に見立てて造られており、庭園は国の史跡・名勝に指定され、茶室と書院、手水鉢は国指定重要文化財になっています。

 

本堂には釈迦如来坐像や片桐石州像などが祀られていますが、普段はお堂内へは立入禁止。

この正月三が日の特別公開ではお堂内へお入り頂き、日本画家の前田青邨画伯(奈良に関するものでは、法隆寺金堂壁画の再現模写や高松塚古墳壁画の模写などがある)に学んだ入江正巳画伯によって天井に描かれた「墨絵の雲龍図」の下で、柏手を打つなど音を鳴らすと反響する「鳴き龍」を体験して、新年の吉祥をいただいてください。

 

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