6月は「奈良のシカ」愛護月間です。
奈良公園エリアでは、人とシカが触れ合うシーンが「いつもの光景」になっています。
観光客の皆さんも、シカに鹿せんべいをあげたり、写真を撮ったりして、奈良のシカと遊べることを楽しみにしていることでしょう。
そんな、奈良にとってたいせつなシカとこれからも良き関係であり続けるために、6月の【「奈良のシカ」愛護月間】に、シカとの接し方を見つめなおしてみましょう。
◎シカをたたかない・追いかけないでください。
奈良公園のシカは「野生」です。人を攻撃してくることもあるので、注意してください。
◎「鹿せんべい」以外の食べ物を与えないようにしてください。
「鹿せんべい」以外のものを食べると、シカがおなかをこわしたり、ごみを誤って食べてしまったりすることがあります。ビニール袋など、ごみは必ずお持ち帰りください。
◎シカの赤ちゃんは、そっと見守りましょう。
5月、6月、奈良のシカは出産シーズンを迎えます。赤ちゃんシカを見かける機会も増えてきますが、母シカは、赤ちゃんシカを守るため、近づく人間を攻撃してくることがあります。赤ちゃんシカには近づきすぎず、なでたりしないでください。
★鹿苑での「子鹿の特別公開」は、今年度も鹿苑改修工事のため、行われません。
代わりに、鹿苑で、2025年6月1日~7月14日(10時~16時※期間中無休)に母子鹿の一般公開が行われます。
これからも「奈良といえば、シカ」でありますように。